これまた何とクラシカルな題材とストーリーであろうか。
物語りも至ってシンプル。
意外性もなく、どこまでも素直にシンプルな造りである。
悪役たちも意外にあっけなく撃退されてしまうし、ホラー映画ではお決まりの「死んだと思わせて、再度攻撃」と言うパターンもなしに、静かに幕を下ろしてしまい、拍子抜けしてしまった。
もうちょっと脚本にひねりが欲しいところである。
まるで70年代〜80年代のB級ホラームービーの乗りである。
主演女優は、「パール・ハーバー」、「アンダー・ワールド」、「ヴァン・ヘルシング」他で活躍目覚しい英国女優ケイト・ベッキンセールと言うのだから、こちらとしても少し期待してしまったが、無名の女優でも十分な作品で、彼女が出演するにふさわしい作品とは言えない。
当初、妻エミーを演じる予定だったサラ・ジェシカ・パーカーが降板し、代わりにこのケイト・ベッキンセールが演じている。
作品自体どう見ても低予算映画で、一番お金をかけたのが彼女の出演料と言ったところか。
ホラー要素と言うよりスリラー要素の方が強く、エグイシーンなど皆無である。
その手のものが苦手な方でも、安心して鑑賞できるであろう。
しかし、ホラーファンには、内容、映像共に全く物足りない作品であることは確かである。
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