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映画
花嫁はギャングスター

Lemony Snicket's image

ジャンル:アクション・コメディ
監督 : チョ・ジンギュ
出演 : シン・ウンギョン、 パク・サンミョン、 アン・ジェモ
キム・イングォン
日本公開:2004年5月
製作国:韓国
評価:
★★★★

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icon ストーリー

「たった一人で50人の敵を倒した」という武勇伝を持つ、女組長のウンジン。
彼女はある日、ずっと探していた生き別れの姉をようやく探し当てるが、姉は末期ガンで余命いくばくもない状態であった。
ウンジンは姉に「生きている間に花嫁姿を見せて」と頼まれ、すぐにお見合いをするが、かわいらしく振る舞えずことごとく失敗。
そこでモテないけれど真面目な公務員のスイルに白羽の矢を立て、どうにか結婚に持ち込んだものの…。

 
icon 感想
安っぽいタイトルは『いかにも』と思いがちだが、アクションは切れがいいし、笑うつぼも押さえているし、なかなかの傑作であった。

一歩間違えば、こういうストーリーは『くだらない映画』となってしまうところを、コミカルなシーン、ホロリと人間味溢れるシーンをうまくミックスさせ、そこにシャープな本格的アクション・シーンを盛り込んで全体を引き締めている。
韓国では、あの「猟奇的彼女」を抜いてヒロイン映画ではNO1の動員数を持つヒット作だそうで、それも納得の面白さであった。

韓国発のヒロインアクションである本作は、中世的な魅力がある『SSU』のヒロイン『シン・ウンギョン』が体当たりのアクションでクールな女親分を演じている。

『SSU』でも男勝りな女性を演じていたがが、本作では桁違いな男勝り度であり、女性から見てもカッコイイ。
SSUを演じた女優とは同一人物とは思えないほどである。
普段はクールだが、女として立ち振る舞おうとすると、まるで男が無理して女言葉を話しているようであるし、無理して色気を出そうとすると、もうぎこちなさ100%で、思わず大爆笑!!

展開もスピーディであるし、何よりも登場人物のキャラが個性的であり、それぞれいい味を出している。
花婿を演じる冴えない中年男パク・サンミョンはもう彼しか出来ないというほどはまり役であった。
見かけによらずロマンチストであり、神経細やかな彼はどちらかと言うと妻のようであり、妻のほうは言うまでも無く、『男らしい』。
こういう男勝りな女性には案外こういうパートナーがふさわしいのかもしれない。(笑)

そして、 シン・ウンギョン演じるウンジンの右腕である『マジンガー』を演じていた『シム・ヨンチョル』は本作がデビューだそうだが、なかなか存在感もあるし、印象に残る役者であった。

その他、ウンジンのお見合いを成功させるために『女のしぐさ講座?』を担当した子分の彼女や、敵対する組の親分など個性溢れる面々で脇を固め、それぞれのキャラがまことにいい味を出していた。

そしてこの映画は、『ロード・オブ・ザ・リング』や『キル・ビル』を生みだしたアメリカのミラマックス社が、早速リメイク権を韓国映画歴代最高額で獲得したそうだ。
これほどハリウッド映画向けの作品もそうそう無いだろう。
誰がヒロインをやるのか楽しみである!!

ちなみにこの映画の続編にあたる『ザ・ブライト−花嫁はギャングスター2』は、この作品とは似ても似つかない駄作である。
アクション要素はほとんどなく、コメデイ作品と言って過言は無い。
そして主演女優が完全に『女の顔』になっており、クールなあの顔はここでは全く見られない。
完全にPart2はB級路線になってしまったのが大変残念である。
くれぐれもこの作品を見て気に入った方は、2も同様に期待しないように!!

しかし、これからも新路線映画をどんどん製作してほしい。
今後も韓国映画から目が離せない!!

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