オフィィシャルサイトには『超感動スリラー』とある。
が、しかし・・・見終わった後、『どこが感動???』 とその言葉の趣旨がよく理解できなかった。
そしておまけに『シックス・センスを凌ぐ恐怖!』とある。
が、しかし・・・シックス・センスも自分の中ではさして評価してはいないが、それを凌ぐとは思えなかった。
確かに『見えない友人チャーリーって?』と好奇心と期待でいっぱいであったが、それが後半で明かされたとき、『あら、やっぱり・・・な〜〜んだ・・・』と言う驚愕には程遠い結末で、ラストまで一気に冷めてしまった。
手法としては、確かに『シックス・センス』に近いものがある。
中心となるのは子供であり、主要となる登場人物はそれぞれ深いトラウマを持っている。
シックスセンスが、患者から受けた死の恐怖、この映画のデニーロ演じるデビッドは、妻の突然の死。
幽霊が見える子供と、何者かはわからないが『チャーリー』と言う彼女にしか見えない友人の存在。
しかし、シックス・センスは、後半に秘密があるなどと見ているものは全く気がつかず、いきなりラストでどんでん返しで、驚愕の事実を始めてそこで知る。
それ故、その事実を知った時の驚きは大きい。
しかしこの映画の場合は、前半にチャーリーと言う存在がいることをほのめかし、観客に好奇心を沸き立たせ、結末を期待させる。
『いったいどんなオチなのだろうか?きっとすごいことに違いない。もしかしてこうかな?ああかな?』と観客はそれぞれ想像を膨らませる。
それ故、オチが明かされたとき、想像の範疇にあるもの、または近いものだと観客は一気に冷めてしまうのである。
私にとってはそれが想像の範疇だったが、これは人によって違うだろうしそこで評価は大きく分かれると思う。
これは日本公開が始まって、多くの人がどのように感じるのか非常に楽しみな作品である。
同じくアメリカ作品で今年日本公開を控えている作品の中では、シックスセンスと比較される『フォーガットン』と言う作品があるが、こちらは私としては★が4つ半の評価で、非常に良く出来たストーリーであったと思う。
その辺は人それぞれ評価が分かれるとは思うが。・・・。
この映画の見所は、天使のように可愛い『I am Sam アイ・アム・サムや『コール』などでおなじみで、子役女優人気ナンバーワンの『ダコタ・ファニング』の演技である。
美しい金髪をダークブラウンに染め、大きな青い瞳は隈に彩られ、思わずぞっとするような鬼気迫る演技に、いつもの『天使の顔』はどこにもない。
2001年の『 『I am Sam アイ・アム・サム』』から5年経った今、12歳になった彼女は可愛い子役から、どんな役でも自在に演じることの出来る演技派子役へとどんどん実力をつけてきている。
最近の彼女を見ていると、だんだんとあの『ゴールデン・ホーン』と似てきたような気がする。
小さな顔に大きな瞳、見れば見るほど若いときの彼女に良く似ていると思うのは私だけなのか?
しかし、ファニングファンの貴方!
今度のファニングは怖いと言う事を心して観るように・・・。
デニーロも娘を心配する、心優しい父をいつもながらの卓越した演技力で好演していた。
このキャスト、この主題、日本で公開されたらさぞかし話題を呼ぶであろう。
多くの人がどのような反応を見せるのか非常に楽しみな作品である。
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