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映画
フライト・オブ・フェニックス − Flight of the Phoenix

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ジャンル:アクション・ホラー
監督:ジョン・ムーア
出演:デニス・クエイド、ミランダ・オットー、ジョヴァンニ・リビシ
製作国:アメリカ
日本公開:2005年4月
評価:★★★☆

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icon ストーリー
生産力が減少した為、閉鎖された石油発掘所に働く労働者を乗せた輸送機が、砂嵐に巻き込まれ、無線でSOSを送る暇なくゴビ砂漠に不時着した 。
航路も外れ、救助隊の到着は全く期待できない。
飲み水も、唯一の食べ物である『桃の缶詰』にも限りがある。
だが、死を待つばかりの彼らは、奇想天外な脱出方法を考え出した……。
一筋の希望の光が見えたように思えたが、そこには思わぬ落とし穴があった・・・・。
 
icon 感想

1966年の『飛べフェニックス』のリメイク作品。
オリジナル版では、舞台がサハラ砂漠だったが、こちらは中国とモンゴルの内陸部にまたがるゴビ砂漠が舞台である。

見渡す限り広大な砂漠の中に存在するのは、灼きつく ような太陽とどこまでも続く不毛な砂の大地。
生存を保障出来るものは、手元にある限られた水と食料だけである。
そして唐突に襲う砂嵐や雷。
この砂漠の恐怖と男たちの反目、そして友情が過不足なく描かれた作品であった。
救出の可能性も歩いて脱出を図り成功する可能性も0の状態で、通常なら絶望感に苛まれ、醜い争いを繰り広げるというのがこの手の映画のパターンである。
しかし、 いくたびかの争いがあるものの、ある意味多くのこの映画の登場人物は理性的であり、『大人』である。

そして、この映画のアメリカのキャッチコピーである『The only way out is up』(唯一の方法は飛ぶこと)に向けて、希望を見出して行くのである。
飛ぶこと、すなわち壊れた飛行機を修復する手立てはないが、残骸の中の生き残った部品で飛行機を作るというとてつもない計画である。
私は残念ながらオリジナル版は見ていないのだが、冒頭の飛行機が砂嵐に巻き込まれるシーンは、40年前の映画ではあれほどの恐怖感を観客に与えることは不可能であろう。
この映画を見て、砂嵐のとてつもない恐ろしさを始めて目にしたような気がする。
展開もスリリングであるし、十分に楽しめた作品であった。

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