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映画
コーラス − Les Choristes

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ジャンル:ドラマ
監督:クリストフ・バラティエ 
出演: ジェラール・ジュニョ,フランソワ・ベルレアン,ジャン=バティスト・モニエ
製作国:フランス
日本公開:2005年春 
評価:★★★★★

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icon ストーリー

公演先で母の訃報を知り、葬儀のために故郷へ戻ってきた世界的指揮者のピエールのもとに、子供時代を一緒に過ごしたペピノが訪ねて来た。
再会を喜ぶピエールに、ペピノが差し出した1冊の日記。
それはひとりの音楽教師の形見だった・・・・。
彼は問題児を矯正することを目的とした寄宿舎学校にやってきた。
子供たちは両親に会えぬ寂しさと、校長が彼らに対する異常なまでの仕打ちに対し硬く心を閉ざしていた。
そんな子供たちに、彼は『歌』を教える。
そして、歌うことを通じて、生きることの素晴らしさ、愛することの尊さを教えていく。
2004年、3月。本国フランスで公開されるや瞬く間にフランス映画史上前代未聞のヒットを飛ばし、フランス人の8人に1人が観たという驚異の動員記録を記録した大感動作。


 
icon 感想

ここ数年、5つ星の満点をつけられるような映画にはなかなか出会えなかった・・・・この作品に出会うまで。

今でもこれを書いていると、映画のシーンがよみがえり、思わず目を潤ませてしまう。
この映画は全編美しい映像と旋律に彩られた、映画史に残る名作となるであろうすばらしい作品であった。

主人公である教師役ジェラール・ジュニョは 『バティニョールおじさん』という2003年公開の作品で主演していた俳優である。
上記の映画は、ここ3年間で上映された作品の中で、私にとってベスト3に入る作品である。
味のある役者をあげろと言ったら、私はまっさきに彼の名をあげるであろう。
ちびで小太りで、おまけに禿げの三拍子そろった冴えない親父。
しかし、彼の演技はどこまでも自然で、演技という枠を超えて、見るものはどこにでもいる親父として、現実の出来事のようにその物語に引き込ませる。
前作では、『どこにでもいそうな冴えない中年の肉屋の親父』、今回の作品でも同様『ともすれば権力に飲み込まれてしまいそうな風貌を持つ、冴えない音楽家崩れの教師』。

しかし!!そんな親父の外見とは裏腹に、双方の作品とも正義感あふれ、自らの信念を貫き通し、むっつりとした面持ちからは想像できないほど愛情溢れ、人間味ある顔がその裏にはある。

この映画は決してお涙頂戴の映画ではないが、感動のあまり溢れる涙を抑えることが出来ない。
特に映画の中で天使のような歌声を披露してくれる『ジャン=バティスト・モニエ』演じるピエールの歌声には要注目!!
彼は映画初出演で、実際にサン・マルク合唱団のソリストを勤めている。
彼が歌いだすだけで涙が溢れ、そのガラス細工のような繊細で透明感のある歌声に引き込まれ、『お願い!!ずっと歌っていて!!止めないで!』と思わず叫びたくなる。

変声期前の声は命短く、儚いながら、それゆえ尊く美しい。
そして声だけでなく、神経質そうで女性的な彼の面立ちは、まるで少女漫画の世界の登場人物のように美しい。

このすばらしい作品を一人でも多くの方々に鑑賞して頂き、そのすばらしさを分かち合えることを心から願う。
『ブラボー!!LES CHORISTES!!』

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icon 近日公開作

 

 

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