邦題から想像すると、生ぬるく甘口のドラマのようなイメージを想像するが、内容的にはサスペンスであり、ハードボイルド的要素が強い作品である。
そのまま原題の『メン・オブ・ファイアー』の方がイメージ的にはあってると思うが、どこか内容とは不自然な印象を受ける。
前半の心に闇で閉ざされている(デンゼル・ワシントン)演ずるジョンが、少女ピタ(ダコタ・ファーニング)との交流によって心を通わせて行く過程に多少無理があったように思う。
時間的配分なのか、その辺のつめが甘い。
この映画の構成は二つに分かれる。
前半の二人の交流を描いたほのぼのとした場面とは打ってかわり、後半は、拷問シーン続出の血なまぐさい復讐劇である。
デンゼル・ワシントンにしては珍しい役どころであると思った。
監督は『トゥルー・ロマンス』『スパイ・ゲーム』のトニー・スコット、脚本は『L.A.コンフィデンシャル』『ミスティック・リバー』のブライアン・ヘルゲランドと言う豪華な製作スタッフに加え、『デンゼル・ワシントン』と『ダコダ・ファーニング』と言う人気スターが出演している映画なので、まずまず楽しめる作品であった。
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