この映画は実話を元にして作られた映画である。
児童虐待などが頻繁にニュースを賑わしているが、この映画は、ある種の虐待である。
肉体的虐待は子供を放棄したくても、それが出来ずジレンマに陥り、結果虐待と言う行動に出ると思うが、この母親は子供を置き去りにし、養育を放棄する。
その行動に対して、何ら罪の意識を感じておらず、『私も幸せになりたいのよ』と言い放ち男の元へ走る。
母親演ずるYOUは、4人の父親の違う母親と言う役が妙にはまっていた。
全員台本なしに自由に演技をしたというが、大げさな演出もなく、非常に静かな感情を抑えたトーンでリアルに描いている
そして涙を誘うという演出ではなく、ある程度距離を置いて淡々と物語が進んでいくのは、とても好感が持てた。
子供達全員の表情がよく、まるでガラス越しにみているかのような美しい映像、音楽は深く心に余韻を残した。
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