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映画
オープンウオーター − Openwater

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ジャンル:パニック
監督:クリス・ケンティス
出演:ランチャード・ライアン、 ダニエル・トラヴィス

日本公開:2004年
制作国:アメリカ
評価:★★★★

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icon ストーリー

スーザンとダニエルは休暇を取り、南の島にダイビング旅行へと出かける。
念願のボートダイビングを楽しみ、集合時間に余裕を持って浮上したが、彼らの前には、果てしなく続く海原があるだけだった。
“ボートはどこ?きっと塩に流されて浮上する場所がちがったのさ”
二人は、ボートは自分たちを見つけてくれるだろうと、安易に考えていた。
しかし、実際にはボートクルーのカウントミスにより、ボートは全員を引き上げたと勘違いし、二人を残し、陸地へ引き返していた。
そして、サメの出没する外洋にただ二人取り残され・・・・。

 
icon 感想

制作費はたった13万ドル、90%の登場人物は2人、それも全くの無名新人俳優、そして舞台の90%以上が海の真っ只中。
こんな映画が、あのトム・クルーズ の新作『コラテラル』を抜いて堂々全米1位に輝いてしまったのだ!
オープン・ウオーターの制作費が13万ドルに対してこちらの作品はなんと6千万ドルと言う大金をつぎ込んだ映画なのだが・・・。
ある意味この映画は、密室劇である。
果てしなく広い外界の真っ只中と言う逃れようもない空間に閉じ込められ、昨年話題になった『フォーンブース』のように、どうあがこうと逃れることは出来ない。
フォーン・ブースが、ニューヨークの街中にある『電話ボックス』に対して、こちらは、二人の姿以外に人間の影もなく、お互いの存在だけが支えである。

自分自身ダイビングのライセンスを15年以上前に取得し、南の島でのダイビング経験もあるので、物語の設定が実にリアルで、そのような状況がいかに恐ろしいか痛いほど感じ取れる。
この映画は実話を元にした映画だ。
実際にアメリカ人夫婦が同じような設定で行方不明になっている。
ダイビングをしている者なら、いつ同じような状況に陥ったとしても不思議ではない。

映像の手法は、まるでドキュメンタリー映画を見ているようだ。それだけにリアルで説得力がある。
パニックに陥り、騒ぐわけでもなく、静かに物語は進行していく。そこにはおどおどしい音楽も、目を背けたくなる流血シーンも一切ない。
そして、静かだが衝撃的なエンデング・・・・。

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