チョン・ジヒョンが『猟奇的彼女』の時とは打って変わり、暗く、孤独な女性を演じている。
ノーメイクに地味なヘアースタイル、服装、 『猟奇〜』でのあの愛らしいイメージはどこにもない。
ストーリーはまるで深い海に沈んでいくかの如く、重い。
この映画は、単なる娯楽ホラーを期待して見るには、オチも甘いし、重いストーリー展開に苦痛になるであろう。
ホラーと言うよりは、心理サスペンスに分類されるのではないだろうか。
この映画は賛否両論に大きく分かれる類の映画であると思う。
はまる人ははまる、嫌いな人は徹底的に嫌うのではないだろうか。
ストーリーの側面だけを見ていても、この映画は決して理解できないだろう。
『受け入れられる真実が、真実だ』と言う作者の考えに基づくストーリーは、見るものにその言葉の意味を投げかけている。
映画を見ながら、始終その言葉を念頭に置いてみると良い。
きっと映画の根本が見えてくるはずだ。
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