ケルトの神話『アーサー王伝説』は、宝剣エクスカリバーを手に、円卓の騎士を率いて戦い、戦乱の大地に平和をもたらしたイングランドの王。
これまでにアーサー王を描いた映画には、『エクスカリバー』、『トゥルーナイト』などが有名だが、それらは伝説を元に描かれていたのに対して、この作品は、伝説の原型とされる説の一つを扱っているので,いわゆるアーサー王物語とは全く異なっている。 エクスカリバーは出てくるものの、聖杯探索などは登場しないし、アーサーも騎士たちもローマ帝国所属でしかなく、 少々初めは混乱した。
ケルト伝説のアーサー王をイメージすると、そうとう肩すかしを食うであろう。
ここは素直に、アーサー王伝説とは切り離し、ブリテン島の歴史として見た方が正解である。
アーサー王も、伝説にある大男とはだいぶかけ離れた優男であるし、有名な騎士ランスロットとギネヴィアの恋物語もなく、ギネヴィアも村出身の弓矢が得意の勇ましい娘と言う設定である。
しかし、物語としてはなかなか斬新な解釈でそう悪くはないと思う。
だが、いまひとつ華やかさに欠けるのは、配役の地味さのせいであろうか・・・・。
しかしランスロット役の『ヨアン・グリフィズ』はなかなかいいと思った。
イギリス制作のホラーサスペンス『ギャザリング』にも出演していたが、なかなかいい男である。これから期待大の俳優の俳優であると思った。
ギネヴィア役の『キーラ・ナイトレイ』は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のヒロイン役で注目された若手女優だが、黙っていると美しいのに笑うと般若のような顔になり不思議である。
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