この作品は、チャーミングであるけれども、毒のあるひねったラブ・ストーリーである。
監督が、イラストレーター・漫画家・絵本作家・短編映画などを経験して来た美的感覚に優れた者だと言う事は、上記のポスターなどを見れば納得がいくのではないだろうか。
映像全体がまるで御伽噺のようにカラフルでキュート!
監督いわく、『映像を思い浮かべながら脚本を書いた』というのもうなずける。
そしてイラストレータならではの感性で、見事にそれを映像化している点が見事である。
お互いに好きなのに、素直になれず、ほかの人とそれぞれ結婚してしまうし、おまけに男性のほうは子供までもうけてしまい、いったいどうなるの?と思ったが、ラストも泥沼にはならず(違う意味で泥沼だが・・・)小気味よく爽やかである。
『アメリ』を見て好きだと感じた方には絶対にオススメの映画だと思う。
主演女優のマリオン・コティヤールは、リュック・ベッソン監督の『TAXI』、アメリカ映画の『ビック・フイッシュ』とフランス国内に限らず活躍している女優で、なかなか個性的でインパクトがあり、これからも期待大である。
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