フランス・ロレーヌ地方の12世紀に建立された由緒ある修道院、ヨハネ黙示録、七つの封印の謎。
これだけ伝奇的なスケールの大きい題材がそろっているのに、いかんせん内容的には中途半端である。
おまけに修道士軍団が繰り広げる忍者のようなアクションシーンにも引いてしまった。
犯人は前半から一目瞭然であるし、その謎にしても驚愕には程遠く、ちょっと私的には期待はずれであった。
題材が良いだけに残念である。
出来ればラストまで謎を引っ張り、驚愕の真実で見るものを中世ヨーロッパの世界の迷宮にいざなって欲しかったと思うのだが。
ハリウッド的な演出の派手さが、逆に安っぽくなってしまったことは、フランス映画ファンとしてとても残念に思う。
言うなればB級ハリウッド映画のようである。
この手の題材は重圧感、壮麗感を大事にして作ってほしいものだ。
しかし、フランス映画は苦手という方には、娯楽としてはまずまず楽しめるのではないだろうか。
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