シリーズ3作まで制作された作品の4作目。
このシリーズも2でコケにコケ、3で何とか対面を戻し、さて4は?と半信半疑で観賞した。
この物語は1作目に登場し、悪魔と壮絶な戦いを繰り広げたメリン神父の25年前を描いている。
第一作目である『エクソシスト』は、SFXのない時代に作られた映画だとは思えないほど今見ても決して色あせていない傑作だが、同じオカルト映画なら私としては『オーメン』の方が断然好みである。
今回の作品は、オカルト+アドベンチャー的な要素も強く、1作目の室内中心のスチュエーションとは違い、舞台もオランダ、アフリカと場所を移し、より広いものになっている。
そして第1作目と決定的に違うのは、やはりSFXを至る所に使った映像である。
怖いか?と問われると、NOと答えるしかない。
昨今の映画は行き着くところまで行き着き、逆にSFXを使っていないオーソドックスなホラーの方が怖かったりする。
しかし、オランダ時代のメリン神父が抱えるトラウマを乗り越えるドラマとしてみると、また違った味わいがある。
ナチスの将校がメリン神父に迫った『選択』は、本当に残酷で恐ろしく、 何の選択なのかはここではネタばれになるので触れないが、 あれは一般人でもまして聖職者という立場にあればなおさらトラウマとして残るのが当然だと思う。
教会発掘というテーマは、この映画の少し前に見た『ギャザリング―2004年』を彷彿させた。
しかし作品としたら、あちらのほうが数段面白く、私自身お気に入りの作品である。
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